2005-10-13 第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
昨日の参考人質疑でも、日本ALS協会の橋本操会長は、重度障害者の包括支援を行われるといっても、国庫補助基準の単価示されずに法案だけ決まることが、そこが不安なんですというふうにおっしゃっていた。 大臣、やはりこれ本当に皆さん不安がっている。法案の枠組みだけ決めて春に決めますよというのは、順番逆だと思うんですよ。
昨日の参考人質疑でも、日本ALS協会の橋本操会長は、重度障害者の包括支援を行われるといっても、国庫補助基準の単価示されずに法案だけ決まることが、そこが不安なんですというふうにおっしゃっていた。 大臣、やはりこれ本当に皆さん不安がっている。法案の枠組みだけ決めて春に決めますよというのは、順番逆だと思うんですよ。
○参考人(橋本操君)(橋本佳代子君・金沢公明君陳述補佐) 制度はありますけれども実効性がないのが現状ですので。 補足の方は金沢がお話しいたします。 ALSの場合、一つは、医療保険で訪問看護とかそういうものは使っております。それから、かかりつけ医の訪問だとか。それから、介護保険の方も使っています。それから、障害者支援制度、これも使っております。あとは難病施策での制度が補完的にあります。
○参考人(橋本操君)(金沢公明君陳述補佐) 吸引に関して言えば、十五年度に厚生労働省からの通知で、在宅のALSに限り、医師、看護師の指導管理の下で家族以外の者がやってよいと、こうなったんですが、現実を言うと、結論から言うと、理解ある神経内科医とかホームドクター、それから看護ステーション、それから介護事業所、こういう方々の善意だけでやれている、それがないところはできないと。これが結論です、現状の。
○参考人(橋本操君)(橋本佳代子君陳述補佐) 応益負担導入されますと、一応、橋本は東京都に住所がありますので、一応、東京都なので手当は出るんですけれども、これが全国になりますと手当がないところばかりですので、応益負担で生活ができなくなる患者というのがたくさん出てまいります。
本日も、公明党の参考人で参議院にALS協会の会長の橋本操さんが来られて、話をされておられます。これは非常にすばらしいことだと思っております。 そこで、この自立支援法では、ひとり暮らしや老夫婦で重介護を必要とするALS患者さんや、人工呼吸器をつけたALS患者さんが在宅で暮らしていける水準になるのか。地域格差をなくし、ぜひそのような水準にすべきだと考えますが、大臣いかがでしょうか。